ベルギーのレースと日本のレース 私の思うこと | |||||||||||||||||||
先日、友人から聞きましたがベルギーで頑張っておられた宮下博さんがお亡くなりになられたそうで驚きました。オーステンドで1度お会いしたことがありました。日本人としてベルギーナショナルレースにおいて名実共に総合優勝したのは彼一人だけです。他にもシングル入賞も何度かされたことがありました。私はN.優勝できませんでしたので、羨ましく思っていました。心よりご冥福をお祈り申し上げます。 私も鳩を飼い始めて60年が経ちました。そろそろ終活、三途の川のせせらぎの音が聞こえてきそうです。振り返れば楽しい鳩レース人生でした。子供のころ夢見たバルセロナレースもリンブルグ州アスのマルケスプラッツ&トーネ鳩舎のトレーニングマネージャーとして一人で500羽以上の鳩の管理は大変でしたが(1シーズン3カ月)5シーズン経験しました。その他のクラブレースも300レース(日本の30年分)位楽しませてもらいました。ベルギーでは1シーズン(3月から9月)150レース位あります。レースシーズン以外も配合シーズンにも良い勉強になると思い1~2カ月手伝いに行きました。一日8時間~16時間の鳩管理でした。私もJOSも毎年、シーズンが終わると体重が5キロ~7キロ減っていました。お陰様でバルセロナレースも良い成績を収めることができました。 ベルギーナショナル11位、73位でブロンズ賞、ナショナル24位、134位、606位でゴールデンウィングバルセロナエースピジョン賞2位、その他ナショナル51位、107位等々夢の様な成績を収めることができました。ナルボンヌレースでプロビンシャル1位も獲ることができました。バルセロナ1100kmでナショナル入賞するのは難しいと思いますが、日本のGN1100km を帰すことの方がより難しいと思いました。 JOSの勧めでアントワープの中距離鳩を入れてみました。その輸入直子(JOS THONE鳩を配合)を千葉に委託して飛ばしてもらったら、即、5地区GP800km4,244羽中10位に入賞しました。JOSも異血にアントワープのルディーディルスのラインを入れてブールジュN.優勝しました。アントワープの中距離鳩は日本でも面白いと思います。 1994年位からヨーロッパ鳩に興味を持ち始めました。ナショナルレース優勝鳩11羽、ナショナル、インターナショナル・シングル入賞鳩7羽導入してみましたが、管理技術方法は血統書に書いてありませんでした。しかし、JOSは色々な技術を教えてくれました。私の鳩舎にも見に来てくれました。日本で1年に10回位のレース回数で技術を試す事ができませんでした。毎年バルセロナレースの頃2週間位見学に行っていました。そしてベルギー鳩レースの虜になってしまいました。年間6カ月滞在した年もありました。お陰様でコンディション作りがなんとなく楽にできるようになりました。ある日オランダのワイナンツ親子が遊びに来られて私のバルセロナ参加鳩のコンディションを見て、あまりにも状態が良かったので驚いておられました。その時の成績はナショナル24位でした。日本では若鳩を酷使していると思います。生後5カ月位から鍛えれば良いと思います。ガビーファンデナベールさんは30分しか舎外飛翔させませんし、JOSも1時間以上は絶対に飛ばしません。まだまだ教えてもらったことが沢山ありますので、興味のある方はお話しませんか? お気軽にご連絡下さい。 |
|||||||||||||||||||
ジョス・トネー www.thone.be/jp/ | |||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||
≪←前 1 2 3 4 次→≫ | |||||||||||||||||||
トップ│お店一覧│UP↑ |