□系統確立のために失った鳩達
　飴田稚内系は約33年前、並河ラインＡと岩田輸入系を基礎に確立、現在に至っております。
　鳩舎は全部で7.5坪、種鳩4坪（2部屋）、選手鳩3.5坪にそれぞれ仕切ってあります。
　仕事の都合上、朝が早いのと、休みが少ないため長距離を主体に戦っています。最近は、猛禽類や環境の悪化のため、非常に長距離が帰りづらくなっています。皆さんの地域も、北陸と変わらない状態ではないかと思います。
　飴田稚内系を確立するにあたり、多くのすぐれた鳩達を失ってきました。稚内総合優勝をめざして毎年勝負しております。そのために帰還率のパーセントは悪くなりますが、若鳩を常に5、6羽以上参加させています。
　おかげさまで05年度稚内ＧＮレースはキング・スリーで3回目の総合優勝をさせていただきました。わが富山北連合会は長距離、特に稚内ＧＮレースにおいては、北陸では最強の連合会と言ってよいくらいです。連合会自体も強いのですが、特に3名の方が群を抜いております。
　その方達は布村武雄鳩舎、岩城幸夫鳩舎、そして飴田です。900Ｋ以上の帰還羽数を調べてみますと、布村鳩舎322羽、飴田鳩舎313羽、岩城鳩舎290羽とすばらしい数字が出ております

□これからも稚内ＧＮ総合優勝をめざして
　鳥ウイルスのためＧＮレース中止となった16年度をのぞいて、過去14年間でシングル入賞は岩城鳩舎が8回、布村鳩舎が7回、飴田鳩舎11回という数字が出ています。
　飴田稚内系は長距離をめざしていますが、地区チャンピオン賞も目標とし、獲得しております。皆さんもご存じと思いますが、地区チャンピオン賞は短距離〜長距離をクリヤーしなければなりません。
　長距離を帰って来る鳩は、非常にかわいいです。でも管理する側にとっては、帰って来るイコール夢である総合優勝ではないでしょうか。
　飴田稚内系は、これからも稚内ＧＮ総合優勝をめざし、がんばっていきたいと思います。